理事長の思い

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患者様には子供を大事に守るようなオーダーメイドの治療、サービス利用者様には子供を慈しむような個別ケアを目指しています。そして、この言葉の「みなさま」とは、患者様、利用者様だけでなく、そのご家族、地域の方々、職員も含んでいます。私たちのサービスは全ての職種・職員が「私の家族だったらどうする?」と考えることから始まります。

「先生、一生面倒見てね。」という患者様の一言から、高度な専門医療の提供と地域に密着した「かかりつけ医」になることを志し、平成8年に開業いたしました。そして、積極的に在宅への訪問診療を行いました。訪問診療を継続していると、基本的な生活が困難になってきている患者様や、介護されているご家族の苦労や疲労等、様々な生活環境が見えてきます。外出用の格好で通院してくる患者様やご家族からは知ることができなかった光景です。
理事長・医学博士 福田 善晴
主な経歴
  • 徳島大学医学部 大学院卒
  • 高知赤十字病院 勤務
  • 高知飯塚病院 勤務
  • 平成7年 医療法人大和会設立
  • 平成13年 社会福祉法人秦ダイヤライフ福祉会設立
主な役職
  • 医療法人 大和会 理事長
  • 社会福祉法人 秦ダイヤライフ福祉会 理事長
  • NPO在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク 理事
  • NPO高知インドネシア看護師サポート会 副理事長
  • 高知大学医学部臨床教授
  • 高知県有床診療所協議会 会長
  • 高知県介護ケア研究会 副会長
患者様が一人の人間として地域で生活していくためには、医療だけでは成り立ちません。必然的に生活の援助が求められます。私は訪問診療で感じた問題点を解決するため、また患者様・ご家族の希望に添うために、必要なサービスを展開してきました。

有床診療所の福田心臓血管外科消化器科内科と往診専門のハートフルクリニックから始まり、在宅生活を援助するため通所系サービスや訪問系サービスを準備しました。在宅生活が困難になった方に対して、できるだけ地域で生活できるように、平成13年に社会福祉法人を設立し、居住施設を整備しました。みなさまの希望や声を形にしていくことで、自然に地域との交流が育まれ、地域の実情に合わせた地域活動ができるようになり、私たちのサービスは地域の一部となりました。すべては、みなさまと私たちが家族としての関係を形成してきた結果、生まれたものです。
私たちには今、何が必要なのか。また私たちは今、何をすべきなのか。その答えは患者様自身が持っています。私は常々、治療とは疾患を診るのではなく、患者様本人をみるものだと考えています。それは、患者様に医療を押し付ける医療従事者にはみえないものだと思います。つまり、良い医療とは画一的なものではないのです。本来、治療は患者様一人一人、その方に合ったものを提供しなければなりません。患者様の疾患と、多様な生活習慣、環境等により、治療方針が変わってきます。患者様の最適な治療は患者様を家族としてみることが大切になるのです。
私は開院からその信念を貫き通してきたと自負しております。そして、これからもそれは続いていくのです。家族として・・・・。